患者に好印象を持ってもらえるようにするためには、看護師は清潔感が重要だ。その際、身だしなみに気遣うだけでも、随分清潔感は増すだろう。
まず、「清潔感」をテーマにした場合は、ヘアカラーは明るいものよりも暗いものの方をチョイスすることをおすすめする。なぜなら、金髪の人よりも、黒髪の人の方が日本人は馴染みやすく、ナチュラルな清潔感を感じることができるからだ。また、髪の長さも清潔感を考えるときには重要なポイントになる。男性看護師の場合は、長めの髪はそのままにしておくと患者からはだらしなく見えるため、短髪で仕事を行うのが好ましい。また、女性看護師の場合、ロングヘアーはきちんと束ねておくほうが、高感度が上がると言われている。
それから、顔にも清潔感の有無は出てしまう。男性の場合は、髭が伸びていると不衛生に見られがちだ。そのため、毎日きちんと剃っておくほうがいいだろう。ちなみに、女性の場合は、メイクをすると思うが、医療従事者は派手なメイクではなく、ナチュラルメイクにしておくべきだ。その方が、健康的で優しいイメージを与えやすい。
そして最後は、爪にも気を配るようにしよう。女性はマニキュアや付け爪を使用することもあると思うが、看護師の仕事を行う際には避けるほうがいい。爪は伸ばさず、定期的に爪切りで切るようにしてほしい。また、マニキュアをする場合は、透明のものか肌に近いカラーにしておくべきだ。爪をを長くのばしたり、ストーンを散りばめたりしてしまうと、患者の肌を傷つけてしまう可能性があるし、細菌感染のリスクも高まるので、おしゃれはプライベートで楽しむようにしなくてはならない。